先輩からたしなめられたのですが、なぜだかおわかりでしょうか。
そうです、命令者の立場にそのスチュワーデスが立っていたからです。
できれば「お座席おまちがえではないでしょうか?こちらのほうに、お替わりいただけますでしょうか?」ぐらいの言い方をしてほしかったところです。
これだと相手もチケットを確認する余裕があり、納得して席を替わるでしょう。
相手が明らかにまちがっていたり、結果的に強制をともなうケースの場合は、なおさら依頼の形でものごとは処理すべきです。
白分が受け身の立場でも、きっとそのほうが気持ちがいいはずです。
あらためて言うまでもなく、会話というのはお互いの意志疎通の手段です。
お互いが自分の意志を相手に伝えなければなりません。
親しい間柄は別にして、正確な言葉づかいが求められるわけで、あいまいな表現は誤解を招きます。
ところが実際の会話では、あいまいな言葉づかいをしていることが珍しくありません。
その代表的な例は「ちょっと」とか「いちおう」という言葉です。
「君はあの仕事をやりとげたのかね」と上司にきかれて「ちょっと、そこまでは・・・」とか「いちおう、すみました」と答えた経験のある人が必ずいるはずです。
そのたびにあなたの上司は「具体的に説明してくれ」と付け足したはずです。
あるいは「とか」「だったりして」をひんぱんにつかう人もいます。
断定する勇気がなくて、ひたすらあいまいにボカそうとしているのがわかります。
もっと耳障りなのは、名詞止めで語尾を上げる言い方です。
「こないだ海に行ってき、湘南?遊びまくっちゃって。
」湘南に行っているのは明白なのに、あえて疑問形にして、相手の合意を求めるような言い方です。
伝染しやすい言い方なので、注意をしてください。
業界用語だとか専門用語は部外者にはチンプンカンプンですが、「超ベリバー」のような若者言葉も自分たちだけで通用させているのですから、専門用語みたいなものです。
たとえば、「・・・でェー」とか「私がー」というように、語尾を強く引っ張る言い方があります。
たしかに、こういう話し方をしても、意味は通じますが、ふつうの人であれば顔をそむけて無視することでしょう。
子どもが「ボクねェ、あのねェ」と舌足らずの話をしているレベルです。
男性陣では、「それは言える」というのもありました。
仲間同士ならいざ知らず、オフィスにこれを持ち込むわけにはいきません。
これほど若者言葉が他の年齢層と違う国は、そうないそうです。
一時期の遊びとして使い分けている分にはいいのですが、オフィスにまで持ち込むようでしたら問題です。
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